教育とITが融合して、大革命が起ころうとしています。
何が変わるかは、下のスライドでざっとまとめたとして。
私は昔から今に至るまでずっと現行の教育制度に不満を抱いています。
大学生なので今も講義を受けているわけですが、
どうしてネットを使わないのかと。
色んな所に教師がいて、生徒を集めて教えるけれども、
1人がただただ語るばかり。
演習や議論の機会はほとんどありません。
質問しない国民性にも問題はあるでしょうが、
そもそも双方向の会話をするための時間が少なすぎます。
ただ聴くだけなら、ネットの動画と変わらない…
いや、YouTubeでの動画以下の価値しかないでしょう。
YouTubeと違って分からないところがあってもを繰り返し聴けないし、
既に理解していても飛ばせない。
嫌な教師に当っても変更できない。
いじめなどでクラスに来れなくなったら、教育を受けられない。
それだけでなく「飲み物を飲むと怒られる」とか、
「皆と同じ制服を着ないと怒られる」とか。
たかがネット動画以下のものを聴くために、
どんだけ畏まるつもりですか。どれだけ不便にしたいんですか。
親や教師たちは言うでしょう、「俺の頃はそれが当たり前だった。」
でも彼らが子供の頃、ITは一般的ではなかった。
カーン・アカデミーにアクセスすれば 1桁の足し算や因数分解等の小中学レベルに始まり、線形代数学や微分方程式などの大学レベルに至るまで
無料で学べる時代が来るとは想定されていなかったし、
一流大学の講師がCourseraを通し自身の講義を無料で公開するなんてのは夢の様な話だった。
今はITの普及に伴い、あらゆる事が変わっています。
18世紀イギリスの産業革命のように、生活やビジネスの何もかもがひっくり返り、
それより前の時代を生きた人間の助言など全くあてにならない程の大革命が起きています。
もはや、前のやり方に従う理由はないでしょう。
これから生まれる世代の人々は、きっとこう言うに違いありません。
「教育に何百万円も使ったなんて、馬鹿なんじゃないの!全部ウェブで学べるのに!」
効率よく学習するための情報技術や学習コンテンツが目の前にあるのに
古いやり方に従わされるのは、焦らされている気がしてイライラします。
一刻も早くWeb学習を広め、古いやり方をぶち壊してみたいものです。
P.S.
そのために海外学習動画の翻訳ボランティアに参加したのですが、
もっと根本的な貢献方法はないかな?